伊丹補聴器センターでは聴能トレーニングをお手伝い。
自分に合った補聴器を購入するステップ(手順)は
①聞こえで困っていることをできるだけ具体的に説明する。
※どんな時に困っていて補聴器が必要なのか教えてください。
②どんな音がどの程度聞こえづらいか聴力を測定してもらう。
(耳に異常があれば耳鼻咽喉科へ)
また、補聴器がどの程度役立つ耳か調べてもらう。
(測定をして問題がない場合は補聴器が不要なことをお知らせします。)
③聴力に適した補聴器の試聴
④補聴器での聞こえのチェックを受ける。
※①から④までは無料ですので安心してご相談ください。
⑤色々な形状、タイプの特徴や価格を聞き予算を伝え、きこえに適したものを購入。
※補聴器の価格や特徴については「補聴器の形状と特徴、価格」ページをご覧ください。
⑥トレーニングと調整などアフターフォロー
というのが購入の一般的なステップですが、
大切なのは 買ってから後の聞き取り能力のトレーニングと調整です。
※聴能トレーニングとは聞き取り能力のトレーニングのことです。
ステップ⑥
ここがポイントです。買いっぱなしはダメです。
どんなに良い補聴器を買っても、最初に使い方をしっかりと覚えて自分ものとしてお
かないとお金の無駄です。
例えば新しい着物を仕立てても着付けの仕方を知らないと箪笥の肥やしですよね。
補聴器も同じ。買ったら最初の1ケ月が勝負の月と考えてください。
そして毎日下のような手順で使っていきます。
A.補聴器を毎日 自分で着けて、簡単に脱着できるようになりましょう。
そうしないといざという時に着けられません!
B.買った週は2時間程度、次の週は3時間程度、その次の週は4時間程度と
静かなところで時間をかけて徐々に装用する時間を延長していきます。
そうしていく中で色々な音に慣れて耳が本来の働きを取り戻していきます。
聞こえで気になることがあればメモを取って置き、ご来店時にご相談ください。
例えば紙をめくる音がパリパリと耳に響く、茶碗や食器の音がカチャカチャとうるさい、
自分の声がこもる、大きな音が耳に痛い、補聴器がいつもピーピー鳴って困る等々
色々と気になることを教えてください。
今の補聴器はたいへん進化していますので調整を行ってこれらを改善し楽にしていき
ます。
なお補聴器の値段に高額なものがありますが一般的に高額なものほど調整の範囲が広く
ご購入後にも色々な調整ができるようになっています。
C.会話での使用は一対一の会話で利用することから始めます。一対一の会話が
支障なくできるようになれば二人の人を相手の会話で利用してみます。
一対一の会話より格段に聞きづらくなりますが、相手の表情を見たり、話しの
筋道から想像力を働かせたりして注意を傾けて聞き取る練習をします。
D.ここまで、できればかなり補聴器が役立ってきています。続けて毎日使い
お耳の能力を徐々に取り戻していきましょう。そして聞こえで困っていたことが
うまく改善されるようにします。
E.このようなお耳のトレーニングを続けるのに一人では分からないことや不安なことが
たくさん出てきて困ります、そんなときも当店にご相談ください。
今迄約30年の間メーカーで蓄積した知識、経験を駆使してサポートさせていただきます。